インテリアコーディネーターの資格を本気で目指す!【ICなび】
二級建築士

二級建築士とは・他の建築資格との違い

二級建築士は建築士法に定められた国家資格である「建築士」の1つであり、他に一級建築士と木造建築士が存在し、それぞれ扱うことができる建造物の規模が資格によって違ってきます。大規模な建造物を扱うことができるのは一級建築士ですが、二級建築士でも普通の住宅であれば扱うことができます。その他の一級建築士との違いや木造建築士との違い等をここで紹介していくので、二級建築士を目指す人はここで勉強していきましょう。

二級建築士になるには

建造物の専門的な設計から工事の管理等を行なうのが建築士という資格であり、二級建築士は鉄筋コンクリートや煉瓦等を使用している建造物をある程度の範囲で扱うことができる国家資格です。この資格試験を受けるには条件があり、建築関連の学校を卒業した人は1〜3年ほどの実務経験が必要で、その他の人は7年ほどの実務経験が必要になってきます。

実務経験が多く必要に見えますが、これでも一級建築士の必要とされる実務経験よりは年数が少ないです。試験内容も一級建築士に比べると二級建築士の方が難しくないので、この資格試験は毎年3万人以上が受験するほど人気があります。

一級建築士の方が重要視されるので、二級建築士はとりあえず取っておけばいいと考える人もいるかもしれませんが、二級建築士でも多くの建築物を扱うことができます。一級建築士を目指すために二級建築士を収得するのも結構ですが、二級建築士を収得し他の資格と併用しながら頑張ってみるのも悪くないと思います。

応募方法について

資格試験の応募方法ですが、平成20年11月28日に建築法が改正されたのでいくつか注意しなければなりません。注意点をいくつか事前に知っておきましょう。

まずは受験資格についてです。

学歴要件
平成21年度に学校を入学した人から「国土交通大臣が指定する建築に関する科目(指定科目)を修めて卒業後、所定の実務経験」という要件に変更されました。
実務経験要件
建築に関する実務から、設計・工事管理に関する知識や能力を得られる実務経験を求められるようになりました。

次に受験申し込み手続きです。

実務経歴書
「法施行日前(平成20年11月27日まで)の実務経験」と「法施行日以後(平成20年11月28日から)の実務経験」を分けて記載する様式になりました。
実務経歴証明書
実務経験の記載内容について、原則として、管理建築士等の建築士による証明が必要になりました。

なぜこのように変更されたのかと言いますと、それは耐震偽装問題により建築士資格を厳しく見直すことが必要だということで建築法が改正されたのです。申し込む際には、受験申込書と受験要領をよく読んで変更点等の詳細を確認しておきましょう。

他建築士資格の違い

二級建築士は他の建築士資格とどう違うのでしょう、それぞれを比べてその違いを確認しましょう。

一級建築士

まず一級建築士ですが、大型マンションや高層ビル等扱える建築物に限度はありません。そのため一度に任せられる仕事内容も大きく、収入も高いでしょう。ある程度会社と契約を結んで働いた後は、フリーとなって仕事を探す人も多いみたいです。

二級建築士

次に二級建築士です。一級建築士と違い、扱える建築物が決まってきますが、規定の数値で定められたあまり大きくない建築物であれば学校や映画館等も建てることができます。さらに木造建築士同様に一般住宅も建てることができますが、木造建築士には扱えない小規模の鉄筋コンクリートを使用した建物を扱うことができます。

木造建築士

最後に木造建築士です。その名のとおり木造の建築物を扱う建築士で、鉄筋コンクリート等を使用しなければ二級建築士と同様の大きさの建築物を建てることができます。

これらが二級建築士資格と他の建築士資格の違いです。一級建築士は二級の上というだけあって、仕事範囲が広いですね。しかしその分試験の方はとても厳しく、難しい国家資格の中でもとても難しい分類に入るようです。

さらに耐震偽装問題で一級建築士が悪い意味で話題となったおかげで、一級建築士に構造や設備の専門が作られてしまいました。これにより一級建築士資格を取得することがさらに困難になったと言われています。

そのおかげか一級建築士を目指さずに二級建築士で仕事を続ける人も少なくないようです。木造建築士の仕事範囲は二級建築士が十分カバーできる範囲なので、業界で幅広く仕事をしていくならばこの資格を収得した方がいいかと思います。

他の建築関連資格と一緒に

この資格を持っていても、不況の今ではすぐに雇ってもらえるか分かりませんし、働くことになっても仕事がいつもあるわけでもありません。そこで、他の資格も一緒に適用するという方法があります。

例えばこの資格の他にインテリアコーディネーターの資格も取得していれば構造の詳しい所から、インテリアのアドバイスもできる人になれますので、就職の際にアピールできるかと思います。

二級建築士としての仕事が見つからない時は、インテリアコーディネーターの方で仕事探しをすることも可能になります。二級建築士一本や一級建築士だけを目指すのもいいですが、他の建築資格はいずれ心強い手札となるので、できれば取得しておきたいですね。

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